集合住宅スタッコ外壁塗装・カラーベスト屋根塗装事例【京都府八幡市】
集合住宅スタッコ外壁塗装・カラーベスト屋根塗装事例【京都府八幡市】について紹介します。
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京都府八幡市の集合住宅の外壁・屋根塗装の様子をご紹介します。
木造2階建の建物で、1戸がゆったりとした間取りの3DKです。
・2戸で1棟×7棟。
・1戸で1棟×2棟。
・3戸で1棟×1棟。
の合計10棟の外壁・屋根・付帯塗装をさせていただきました。
工期は10棟合わせて約70日間と、ほぼ1棟1週間のペースで施工いたしました。
屋根はカラーベストで、スパイラルノズルを付けての高圧水洗で、数年前に他業者が塗装した「密着不良の旧塗膜」が簡単に剥離できました。
お陰で捲れた塗膜ゴミの掃除が結構大変でした。
いつもの事ですが、写真でお判りのように高圧で水洗した水が屋根材の隙間から入らないように噴水角度に注意しながら洗っていきます。
エポキシシーラーを下塗りしています。・・・浸み込むイメージで、たっぷり塗ります。
↑ タスペーサー挿入
この上に、上塗り塗料を2回塗布した際に、塗膜による隙間の詰まりを予防する役割があります。
屋根塗料はエスケー化研のクールタイトSi(セピアブラウン)・・・弱溶剤形2液性遮熱シリコンです。
・・・屋根はよほど躯体の条件が悪くない限り、密着性と耐候性を考慮して、出来るだけ『弱溶剤形2液性』の物を使っています。
この時、重なり部分にはあえて塗料が付かない様に、それでいてたっぷりと丁寧に塗ります。
ローラーでたっぷりと重なり部分も塗装すると、いくらタスペーサーで隙間をあけても塗料が詰まってしまいます。
なので重なり部分は、ローラー塗装1回目が乾燥後、毛の硬いラスター刷毛で屋根材の隙間の確保を確認しながら丁寧に塗ります。
最後にローラー塗装2回目もタップリ且、重なり部分に詰まらないように丁寧に仕上げます。
タスペーサーは縁切り補助材であって、万能ではありません。
(時々、タスペサー挿入後、水を得た魚のように派手な塗り方でデモしている記事や画像を見かけますが、それは間違いだと思います。)
屋根は『たっぷりと慎重に・・・』が私のやり方です。
外壁は既存塗膜がスタッコです。
旧塗膜は割としっかりしていたので、高圧水洗しても大丈夫と判断しました。
(時々、脆いスタッコに出会うことがあります。
私の場合、脆くて吸い込みが大きい場合は高圧水洗はしないで、エポキシシーラー・カチオンシーラー等で塗膜の吸い込み止めと固着を第一目的とします。
次に、尚、含水した場合に備えて、透湿性の良いアンダーサーフDSを下塗りします。
・・・私流の石橋を叩いたやり方です。)
スタッコは凹凸が大きくて、その分汚れも付着しやすく、高圧水洗もやりがいがありました。
前記したように、塗膜がしっかりしていたので、透湿性重視のアンダーサーフではなく、防水性重視のソフトサーフを下塗りしました。
中長毛(20mm)ウールローラーにてたっぷり付けていきます。
凹凸が大きいので、たっぷり覆いかぶせるように塗ると、0.9kg/m2の塗布量になりました。
これで防水性ばっちりです。
上塗りはエスケー化研の水性セラミシリコン(SR―132/SR―174)の2色分けで、いずれも2回塗りです。
建具や付帯物が白が多いので、お施主様はあえて薄茶色をメイン色に選ばれました。
上塗り2回目です。
この上塗りも壁面の凹凸が大きいために、2回塗りで標準塗布量の約1.5倍相当の0.45kg/m2使用しました。
付帯塗装は、全て弱溶剤形シリコン2回塗りです。
偶然、例年より早い梅雨入りから始まった豊園住宅外部塗装・・・。
暑い時期での塗装工事で、入居者の皆様には何かとご不便をおかけしました。
天候の都合等で足場掛け払いの日程が微妙に変わる中、尽力いただいた足場屋さん、ご苦労様でした。
暑い中、黙々と仕事をこなしてくれた職人達と息子達、お疲れさん。
例年なら暇な時が多いこの時期に 発注していただいた森口様、誠にありがとうございました。