外壁塗装をしようとお考えの方の中には、業者選びの基準がわからなくて困っている方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装は素人ではよくわからないものなので、それに付け入ろうとする悪徳業者も多いのが実情です。
しっかりと信頼できる塗装業者を選ばないと大変なことになってしまうかもしれません。
この記事ではそんな業者選びの基準と失敗しないための注意点についてご説明いたします。
*悪徳業者に依頼すると大変なことになる
悪徳業者は手を抜いて仕事をしたり極端に安い材料でコストカットしたりして利益を得ようとする会社のことを指します。
悪徳業者に依頼すると、工期の短縮をはかるために下塗りを手抜きしたり、経費を削減するために規定より薄い塗料を使われたりされます。
こういった手抜き工事によって色落ちが早くなってしまい、また塗り直しをしないといけない場合もあります。
それでは、業者選びの注意点とは何なのでしょうか。
*注意点1:下請け・孫請けに出している
下請けや孫請けが存在する会社に頼むと、中間マージンが多くなるので費用が多くかかるだけでなく、施主の指示が反映されずに工事を下請けに丸投げするケースが多くなる可能性があります。
その点では、自社施工業は比較的安心して依頼できると言えるでしょう。
ただし中には自社施工をしていると嘘をつく業者もいるので、実際に業者の事務所に行って塗料や物置があるかを見て確かめるのもひとつの手です。
*注意点2:見積もりの対応が悪い
お客様への対応が雑であったり、不正確であったりする業者は危険かもしれません。
何らかの隠し事や知識の不十分さが疑われます。
対応が大丈夫か見るために、実際に見積もりをしてみると良いでしょう。
見積もりのときの対応が雑である業者や脅すようなことをいってくる業者は危険かもしれません。
見積もりを様々な業者にしてもらって、丁寧な対応で適切な値段設定をしてくれる業者を選ぶと良いでしょう。
また、値段設定に関して詳しく説明してくれる業者の方が安心できると思われます。
*注意点3:値段があまりに安すぎる
値段が安いというだけで飛びついてしまうのは非常に危険です。
なぜなら格安業者は格安の値段でも利益を得られるよう設定しているからです。
お客様の希望より安い塗料を使ったり、下塗りで手抜きをしたりすることがあるので、どうしてその値段で外壁塗装ができるのか理由を聞いて明らかにしなければなりません。
逆に、少々値段が高くても、しっかりと値段の説明をしてくれ、下地処理も手を抜かずに行う業者はオススメできます。
*まとめ
ここまで外壁塗装の業者選びにおける注意点についてご説明いたしました。
たくさんの業者に見積もりを依頼して、下請けや孫請けが多くないかといった点や格安すぎないかといった点を判断材料にすると良いと思います。
また、見積もりのときの態度や質問の対応が信頼できるかどうかもポイントになります。
業者選びをしっかりとして、満足できる外壁塗装ができると理想的ですね。