「あ!家の外壁塗装が剥がれてきている…。そろそろと塗装業者に頼まないとなぁ…。」とお考えの方。数多くある塗装業者の中から、どの業者を選べば良いかは、普通の人の目では判断しづらいものです。
そこで今回は、業者選びの基準となる注意点をいくつかご紹介したいと思います。
○塗装業界の事実
外壁塗装に関して独立行政法人国民生活センターによるこんなデータがあります。
「2012年度 トラブル相談件数6421件 一日当たり件数 17.6件」
すごい数ですね。この数字を見ると、外壁塗装に関してのトラブルが非常に多いことがすぐにお分かりいただけると思います。
要するにそれだけ、注意すべき業者の数が多いということです。
ではなぜ、こんなにも注意すべき業者の数が多いのでしょうか?理由の一つには、「素人には分からない世界だから」ということがあげられます。
手抜きをしても、素人である依頼主にはわからないし、塗料に関する知識もない。さらに、使われている塗料や作業の相場もわからないので言いなりになってしまう。
このような理由で、予想外の高額請求や、塗装がちゃんとされていないなどのトラブルが発生してしまうのです。
○業者選びの注意点
業者選びをする際に、あらかじめ確認しておくべきことがあります。
それは
1.中間マージンは発生するか
2.信頼できる営業マンか
3.複数の業者から見積もりをもらっているか
です。
詳しく見ていきたいと思います。
1.中間マージンは発生するか
塗装業者にもリフォーム会社、営業会社、工務店、塗装業者など種類があります。
そのうちリフォーム会社、営業会社、工務店は実際に塗装工事をするのは下請け業者に依頼するため、その分の中間マージンが発生します。
一方、塗装業者では自社職人が塗装工事を行うため、中間マージンは発生しません。
このことをきちんと理解しておかないと、予想していたよりも高い金額が請求されてしまうということも起こりかねません。
2.信頼できる営業マンか
みなさんの担当をしてくれる営業マンが、会社の利益のことしか考えていない場合には、注意が必要です。
満足のいく塗装を行ってくれる業者を選ぶためには「その業者が依頼主の質問に親身になって答えてくれて、わからないことはすぐ調べてくれて、その家に本当にあった塗装を考えてくれるか」が重要な点であるといえるでしょう。
ですから実際にその会社の人の雰囲気も確認しておきたいものです。
3.複数の業者から見積もりをもらっているか
複数の業者から見積もりをもらっていれば、大体の相場も分かりますし、ぼったくりなども防ぐことができます。
また、あまりに安い業者についても、おかしいと思えるようになります。あまりにも格安な費用を提案してくる業者は、必要な作業をしていないことが考えられます。
例えば、見えにくいからといって素地調整やクラック(ひび割れ)補修を怠っているなどです。
格安業者には十分注意しましょう。
外壁塗装を依頼する際の注意点、ご理解いただけましたでしょうか?
外壁塗装は、素人の方にとってわかりづらいことも多くあります。だからこそ、事前のチェックはしっかり行うことが大切なのですね。
外装塗装に興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
有限会社 京大塗装工芸