塗り替えワンポイントメモ

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シリコン塗料とウレタン塗料の違い(塗料の種類)

2020.02.01

塗装の知識

次男誠司です。

今回はシリコン塗料とウレタン塗料の違い(塗料の種類)についてご紹介します。

外壁塗装は家の見栄えを大きく変えてくれます。

また、外壁塗装をすることで耐候性が上がり、建物の躯体の劣化を守ることが出来ます。

しかし、ただ塗ればいいというわけではなく、どんな塗料で外壁塗装をするのかで変わってきます。

しっかり今の現状の正しい塗料を選定することが大切です。

 

塗料にもいくつか種類がありますが、比較されやすいシリコン塗料とウレタン塗料の違いについてご紹介します。

 

「シリコン塗料とウレタン塗料どっちを選べばいいかがわからない。」

このようなお悩みをお持ちの方は一度読んでみてください。

 

□シリコン塗料とウレタン塗料の違い

 

1.コスト

 

コスト的には、シリコン塗料よりウレタン塗料の方が若干ですがお安くなります。

ですが、弊社はシリコン塗料を標準仕様としています。

後でも書いていますが、これからの長年の耐久性を考えたときの費用対効果としてを考慮しています。

ご予算もあると思いますので、シリコン塗料を良心的な金額で御提案させてもらっています。

 

2,耐久性

 

あくまで目安ですが、ウレタン塗料は約6年間外観が維持できるといわれているのに対して、シリコン塗料の場合は約12年間外観が維持できるといわれています。

約2倍もの違いが出ます。

 

塗ってすぐにはなかなか比較できませんが、費用対効果が良いのは確実にシリコン塗料です。

 

3,光沢保持率

 

光沢保持率という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。

おそらくあまり聞きなれない言葉かと思います。

光沢保持率とは、塗装直後の外壁の光沢を100パーセントとしたときに、時間がたってそれが劣化したときに何パーセントの割合の光沢を保持しているかを指したものです。

 

つまり、塗装から時間が経っても塗装直後の光沢をほとんど維持していれば光沢保持率は高いとされ、時間が経って塗装直後の光沢をほとんど失っていれば光沢保持率は低いとされます。

 

これもあくまでめ約10年が経過した段階で光沢保持率には以下のような違いがみられます。

ウレタン塗料   約80パーセント

シリコン塗料   約90パーセント

さらに約15年が経過すると以下のように差は大きく広がります。

ウレタン塗料   約50パーセント

シリコン塗料   約70パーセント

外壁はできる限りピカピカで光沢感のあるものにしたいと考えるか、時間が経って光沢感がなくなってもいいと考えるかで変わってきます。

シリコン塗料は15年経っても大方は光沢感をキープしているので、信頼出来ますね。

 

□施工事例

 

京大塗装が実際外壁塗装工事をさせてもらったご自宅の経年写真をご紹介します。

 

京都府八幡市にお住いのお客様

施工から8年経過の写真です。

水性セラミックシリコン仕上げ (耐候形1種)
全く異常なしです。

 

大阪府枚方市にお住いのお客様

施工から10年経過の写真です。

溶剤アクリルシリコン仕上げ (耐候形1種)
全く異常なしです。

 

 

□まとめ

 

シリコン塗料とウレタン塗料の違いを紹介しました。

他にもシリコン塗料の上のグレードで、フッ素・無機塗料などがあります。

塗料にはたくさん種類があり、お客様のご自宅の状態に合わせて、選ぶ塗料は変わってきます。

京大塗装工芸のこだわりの一つに「費用対効果の良い塗装」があります。

お客様のご要望などを聴かせていただいてから、その物件にとって最適な「費用対効果の良い塗装」仕様をご提案します。

 

以上です。

 

今回ご紹介した内容が少しでも塗料選びの参考になれば幸いです。

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