塗り替えワンポイントメモ

京都府久御山町K様邸の外部改修塗装工事を施工しています!

2023.03.18

2023年

こんにちは、勇司です!

 

現在、京都府久御山町K様邸の戸建て住宅外部改修塗装工事を施工中です!

 

今回、屋根は塗装ではなくカバー工法で改修しました。

K様邸の屋根は、おそらくニチハの『パミール』というスレート瓦が使われており、この瓦特有の表面剥離が発生している状態でした。

【ニチハ『パミール』屋根とは。。。】

表面剥離

この状態の上から塗装したとしても数年後に必ず塗膜ごと捲れてくると判断したので、今回は屋根カバー工法を提案させていただきました!

塗装業者によってはこの状態でも塗装で処理するところが結構あるようですが、それでは絶対に長持ちしません!

 

こちらが施工後です!

施工後

カバー工法は葺き替えと違って既存の屋根材の上に新たに鋼板を被せる工法なので、葺き替えよりもコストが抑えられ、また裏面に断熱材が付いているので断熱効果も期待できます!

 

 

外壁は正面が窯業サイディングで裏面が金属サイディングなのですが、窯業サイディングの方は表面にクリヤーコーティングがされている、いわゆる『難付着ボード』でした。

そしてこのクリヤーコーティングが経年劣化により剥離してきており、活膜の部分と剥離してきている部分と混在している状態でした。

まずは脆弱なコーティングの膜をできる限り撤去します!

活膜と脆弱膜の境界をあらかじめマーキングしておき、脆弱膜部分にテープを貼り付けていきます。しっかりとテープを押さえて貼っていきます。

 

そして貼ったテープを勢いよく剥がします!

テープにクリヤーコーティングが張り付いていいます!

1回しただけでは取りきれない部分に対しては、再度同じことを繰り返しました。

 

テープを全て撤去し、クリヤーコーティングがこれ以上取れてこないか確認します。

テープにコーティングが付着しなくなりました!

ここまで撤去できていたら塗装しても大丈夫と判断したので、難付着ボードでも塗装可能な下塗り材『水性ハイブリッドシーラー』をしっかりと下塗りしました!

 

ただ塗れば良いというわけではなく、塗る前の下地処理からしっかりとすることが重要です!

以上、勇司でした!

カテゴリー

上に戻る