塗り替えワンポイントメモ

京都府京都市の大型商業施設の屋根遮熱塗装工事を施工しています。

2024.05.27

2024年

こんにちは、勇司です!

 

ゴールデンウイーク明けから、京都府京都市の大型商業施設の屋根遮熱塗装工事を施工しています。

折板屋根で、夏になると室内温度が上昇するため、遮熱塗装を依頼したいとのことでした。

折板屋根は金属なので熱を吸収しやすく、厚みも薄いので室内温度にもかなり影響してきます。

 

約5,500㎡という大面積の塗装で、工事開始当初は気が遠くなるほど果てしなく感じていたのですが、ようやく終わりが見えてきて俄然やる気が湧いている状態です!

 

工事の様子を紹介します。

まずは足付け作業から。

足付けというのは、塗装する場所に塗料がしっかりと食らいつくよう「表面に細かい傷」をつけることをいいます。

今回塗装するのがガルバリウム鋼板という非鉄金属屋根で、尚且つフッ素コーティングされた状態の上に対しての塗装だったので、この足付け作業は必須でやる必要がありました。

足付け1

足付け2

長柄の先に研磨材の付いた専用道具を使ってゴシゴシこすって傷をつけていきます!

 

足付け作業後、高圧洗浄機での水洗い作業。

水洗い

ケレンゴミや、ほこりをきれいに洗い流し、塗装面を清潔な状態にします。

 

その後、下塗り作業に入ります。

下塗りが最も重要で、下塗り材の選定を誤ると数年も経たずにベロベロと塗膜が捲れてきます。

今回使用した下塗り材は、「エポマリンGX」という非鉄金属に対して優れた密着性を有する、2液形エポキシプライマーです!

下塗り

 

上塗りには、「アレスクール2液si」という屋根用遮熱塗料を使用します。

アレスクール2液si

この塗料は屋根の表面温度の上昇を抑え、室内温度の低減が期待できる塗料で、今回は最も遮熱効果の期待できる白系での塗装です!

上塗り2回目

実際にサーモカメラで表面温度を計測すると、塗装していない面が約68度なのに対し、アレスクール2液siを塗装した面は約37度という結果でした。

表面温度が30度以上も変わっているので高い効果が得られています!

 

引き続きよろしくお願いします!

以上、勇司でした!

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