塗り替えワンポイントメモ

いよいよ はじまります。

2010.11.12

2019年以降

当ホームページ内、床塗装のページでご紹介している KN建設(株)様下請けの、某有名会社の 京都府八幡市と大阪府枚方市の製造工場の床塗装が、明日からいよいよ始まります。

・・・ と言っても 土・日・祝日の繰り返しで、しかも毎週ではないので、仕事が出来る感謝の気持ちと、一息つける週もある安堵の気持ちで ちょうどいい感じです。 この土日は八幡工場ですが、それ以降は 当面、枚方工場です。 来年の今頃までかかりそうです。

年内は土・日×3回(約800m2)の予定です。

・・・「800m2の床塗り?・・・ それぐらい ローラーころがしたら 一人で一日で塗れるやん!」

と思っている 同業の 「イケイケのお兄さん」 いるかもしれませんね。

・・・私も昔、ボージンコートを 朝から晩まで 一日かかって1000m2程 塗ったことが有ります。

今回、私共は、この800m2の床塗りを 述べ22〜24人で しかも深夜作業まで想定して施工します。

・・・床塗装は 結構奥が深いんです。

 

以前に遭った トラブルを暴露します。  無溶剤エポキシ(1.5kg/m2)コテ流しのべ仕上げを施工した時の事ですが、下地処理はいつもながらの ケース・バイ・ケースで しっかりとしたつもりなのですが、3か月程経って 1.2ミリの強靭なはずのエポキシ塗膜が膨れてきたんです・・・。

原因は、地下水でした。 塗膜がない状態では 少しずつ水蒸気としてコンクリート層を通過していたものが、分厚い塗膜で完全に密封されたために水疱となってしまった事がありました。  新築当時、土間コンクリートを打つ前にシートを敷いていなかったようです。こんな場合は薄膜の塗り床なら影響は少なかったかもしれませんね。細かい気泡程度で済んだと思います。

それでどうしたかって??・・・。浮膜を除去して、素地に「水中硬化型エポキシ注入材」を塗布することで背面防水処理とし、同じく 無溶剤エポキシ(1.5kg/m2)コテ流しのべ仕上げを施工しました。・・・ 施主様も 最初は当方の手抜きぐらいに思っておられたようでしたが、不可抗力だと判ってもらいまた。

・・・よかった よかった・・・。

 

もう寝るわ・・・。

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