塗り替えワンポイントメモ

弊社の5年保証について

2012.06.14

2019年以降

『施工ガイド』に載せる内容かどうか疑問ですが、「過去のブログ」として下に追いやられること無くご覧いただけるように、あえてココに載せさせていただきます。

最近、ある知り合いから「お客さんからすれば 10年保証を謳っている業者がある中、5年保証は 短いのではないか?」などと言われたことがあります。

確かに、『アクリルは3年 ・ ウレタンは5年 ・ シリコンは7年 ・ フッソは10年』
みたいな感じで 「保証書を出します。」と言う業者があるようです。

どうやら 保証書を発行している業者の中では、弊社の『5年保証』は 短い部類のようです。

中には、『30年もつ塗装』を謳っているところもあります。(はっきり言いますが、騙されないでください。)
これを 私に置き換えれば、おそらく30年後には 私はこの世にはいないでしょう。・・・

文脈として上手く弊社の「5年保証」の根拠を書く自信が無いので、下記の箇条書きにて ご理解いただけたらと思います。

・一般的には、メーカーの塗膜性能の保証は最長5年である。

・シリコン、フッソなど 高品質塗料の耐侯形1種の基準は「5年後に光沢保持率80%以上」である。

・シリコン、フッソを 真面目に取り扱った場合、5年は楽勝である。

・だからと言って、メーカーの保証の範囲を超えるような保証をすることは、『本末転倒』の様な気がする。

・5年は長い。・・・いくら塗膜性能がもっても、下地処理がいい加減な処理なら『糠に釘』である。

・だから、5年以上もたす為に いい加減な仕事はできない。

・したがって、下地処理から一切の手抜きをせずに『良い仕事』をすれば、5年は何の問題もない。

・メーカーが5年と言っているのに10年などと謳うこと自体が、その場凌ぎの受注を得る為の武器に過ぎないとも思える。

・多分、クレームに対する 統計的な皮算用が、10年という冒険を『良し』とさせているのだと思う。

・私は、10年後に補修するだけの予算は 見積りに計上していない。

・私は、10年後には 今程、現場仕事はできないし、その事を無責任に 後継者に任せるような事はしたくない。

・北半球に位置する日本では、南と西の傷みが多い。
一方 年中日陰の北や、隣と接近している壁はコケ・カビが生えやすい。
そんな多種多様な立地条件や環境の中、10年保証は自分の首を絞めているようなものである。

・10年・15年の保証書が目的ならば、よその業者に注文すればよい。
(但し、例えば「ひび割れは天変地異によるものだ」と言う事で 結局 足場費用・クラック補修などの項目で 別途費用が掛かる事も想定する必要があります。)

・保証は5年だけれど、10年以上もつ塗装が目的ならば、弊社に注文すればよい。

 

・・・てなことで、・・・5年保証。です。

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