危険はいろんな処に潜んでいます。
2015.12.16
11月中旬からスタートした 京都市右京区の6階建ての細長いマンション「アンシャンテ21外部改修塗装工事」は、無足場塗装部分(全体の40%)も含めて無事終わろうとしています。
無足場部分は 十分な安全対策を施した上での施工でしたが、日々の終わりには 「今日も落ちずに生きている・・・」 の連続でした。
若い頃ならともかく、決して高い所が好きな訳ではありません。
危険な事を承知の上でこの仕事を引受けたのは 私の判断です。
命に係わる危険な事は 人にはさせられないと言う責任感でやってきました。
ご覧の通り、細くて人が入れない箇所があります。
そこに雨除けの庇の細工を施していた時に 私の踵が触れて、脆い軒樋を破損してしまったと思っていたら、職人たちに聴くと、養生する際には 既に欠けていたそうです。
そうとは知らずに ちょっと触れて ピリオドを打ったのは私と言うわけです。
誰が壊したのか判りません。
他には 「足場屋」 か 「コーキング屋」 しかいません。
問題は 「誰が壊したか」 ではなく 「なぜ報告しなかったか」 です。
この度の破損箇所は低いところで 足場が無くても修繕できる位置なので後で何とかなります。
しかしながらこれが高所だったら 急遽、足場解体を延期せざるを得ない事になっていました。
古い樋なので同じものは在りませんでした。
なので よく似た形状の物と 全てを取り換えようと思っています。
注意しても、注意しても、危険はいろんな処に潜んでいます。