弊社は戸建て住宅の塗装工事はもちろんのこと、工場、倉庫、事務所などの大型物件の塗装に至るまで幅広く対応しています。
多くの実績の中で、建設会社の下請けとして培ってきた技術と経験をもとに、
今では、工場・倉庫オーナー様や企業様から直接依頼していただくことが増えてきました。
弊社に直接施工をさせていただくことで、建設会社からの仲介手数料がかかりません。
さらに建物の塗装改修に特化したプロの私たちが直接提案やご説明させてもらえるので、
より具体的な提案や臨機応変な対応が可能になります。
(株)三谷合金製作所様
鉄骨モルタル造の工場棟の外壁塗装改修工事
【弊社HPよりお問い合わせいただき施工しました(直請)】
ひび割れ補修
モルタル外壁は経年劣化によりひび割れ(クラック)が発生します。
これを放っておくと、建物への漏水や躯体部分を傷める原因となります。
想定以上のクラックがありましたが、徹底的にVカットシール補修をし、
クラックの再発防止に努めました。
補修跡を完全に分からなくすることは困難ですが、
出来るだけ目立たないように既存の外壁模様と同じように復旧しました。
外壁塗装
高圧洗浄をした後に密着性、防水性、耐候性の観点から
それぞれに特化した根拠のある4回塗りをしました。
付帯塗装
シャッター・スチール窓枠・雨樋などを塗装しました。
塗装以外その他工事
社名文字看板の取り付けや採光用波板の張り替え、
ガラス窓枠のシーリング等も施工しました。
工前打ち合わせで建物のカラーシミュレーションをして色を決めました。
企業のイメージアップや社員さんの仕事のモチベーション向上へ繋がると幸いです。
ありがとうございました。
昭和製線(株)様
鉄骨ALC造・折板屋根の工場棟
事務所棟の外部塗装改修工事
【弊社HPよりお問い合わせいただき施工しました(直請)】
施工について
外壁下地の不陸調整
ALCパネルの外壁は経年で表面劣化が著しく、
長年の風雨や紫外線の影響で亀裂が発生していました。
下地改修でカチオン樹脂モルタルをコテ塗りして下地調整をしました。
外壁シーリング打ち
外壁目地や窓廻りシーリング部分が劣化して、
シーリング材が痩せて亀裂が発生していました。
建物躯体への漏水やパネルの腐食の原因となるので、
新たに2液性のウレタンシーリング材を充填しました。
塩ビ鋼板折板屋根塗装
屋根は塩ビ鋼板で、経年劣化による表面塩ビシートの捲れや錆が発生していました。
塩ビ鋼板の塗り替えは特殊で、下塗り材を誤ると「タック」と呼ばれる現象が起き、
塗装後いつまでもべたつきが残ります。
べたつきがあると、塗装したばかりでも汚れが付着しやすく汚れてしまいます。
錆を抑えて、尚且つタックも抑える下塗り材の選定が必要です。
今回は2液性強溶剤のエポキシ塗料を下塗りしました。
また折板を止めるボルトからの漏水を防ぐため、
全てのボルトに「ボルトキャップ」を取り付けました。
上塗り材は遮熱型シリコン塗料を使用して、
希釈率を調整しながら塗布量を意識して塗装しました。
同じ遮熱塗料でも濃色よりも淡色の方がより遮熱効率が高いので、
今回は効果が最も期待できる白色で仕上げました。
(※塗装前後をサーモカメラで確認すると約28℃の表面温度差がありました。)
外壁塗装
高圧洗浄をした後に密着性、防水性、耐候性の観点から
それぞれに特化した根拠のある4回塗りをしました。
現状と同じ色合いで塗り替えをして、新築当時のような風合いを再現しました。
建物の状況や仕様に合わせて、
見えにくいところにまで耐力を持たせる臨機応変な施工をさせていただきました。
工事後には企業様より心のこもった感謝状をいただき、
弊社の仕事に大きな自信とやりがいを感じることができました。
ありがとうございました。