塗り替えワンポイントメモ

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スタッコ仕上げとリシン仕上げの違い

2020.02.06

塗装の知識

こんにちは、誠司です。

 

外壁塗装の仕上げ工法には多くの種類があります。

 

自分の家の外壁がどんな仕上げなのかを考えたことはありますか。

 

今回は、外壁塗装の仕上げ工法の中でもスタッコ仕上げとリシン仕上げの違いについてご紹介します。

 

外壁塗装(仕上げ工法)について詳しく知りたい方は、ぜひ一読ください。

 

 

□スタッコ仕上げとリシン仕上げの違い

 

*素材の違い

 

スタッコは水や石灰やセメントや砂を混ぜてできる素材です。

それに対してリシンとは着色料や骨材やセメントやアクリルや樹脂を混ぜてできています。

 

*模様の違い

 

スタッコ仕上げは非常に大きな凹凸が特徴として挙げられます。

その大きな凹凸からは力強ささえも感じられ、造詣が深い模様となっています。

 

高級感が出るのは、スタッコ仕上げかもしれません。

一方で、リシン仕上げの場合も凹凸は確かに存在するのですが、それはスタッコ仕上げの凹凸ほどではなく小さな凹凸です。

そのため自然な仕上がりを実現することができます。

 

また、塗装の厚さを比較するとスタッコ仕上げのほうがリシン仕上げよりやや厚いです。

 

*汚れやすさ

 

スタッコ仕上げもリシン仕上げも凹凸が存在するため、汚れはたまりやすいといえます。

平らな壁と比べてゴミや汚れが引っ掛かりやすく、雨や風でも流れにくいからです。

 

しかし、スタッコ仕上げの凹凸のほうがリシン仕上げの凹凸よりも大きいため、スタッコ仕上げのほうがより汚れがたまりやすいといえます。

 

汚れが気になる方は、日頃から外壁の凹凸の汚れを確認する習慣と、定期的に外壁を掃除することが必要になるかもしれません。

 

*触り心地

 

スタッコ仕上げは大きい凹凸により、ガサガサとした触り心地がします。

リシン仕上げの場合は、小さい凹凸が存在するためザラザラとした触り心地です。

 

見た目だけでなく、実際に手で触れた感じも全然違ってきます。

 

 

 

□まとめ

 

スタッコ仕上げとリシン仕上げの違いを説明しました。

凹凸の大きさの違いにより、外壁の機能や外観の印象が異なってきます。

 

外壁塗装をする上での話ですが、スタッコ仕上げとリシン仕上げでは凹凸の差があります。

 

なので、よりボコボコしているスタッコ仕上げのほうが塗料を塗りにくく、多く塗料を使用します。

 

普通であればスタッコ仕上げの塗り替えの㎡単価のほうが上がってきます。

 

実際に外壁塗装をするときは、その家にあった塗料を選定して対応させてもらうので安心してください。

 

ご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

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