工場の鋼板屋根防食塗装事例【京都府八幡市】
工場の鋼板屋根防食塗装事例【京都府八幡市】について紹介します。
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4月30日から施工させて頂いた京都府八幡市の「カツシロマテックス工場屋根塗装」は、一部の付帯塗装を除いて7月9日にようやく終了しました。
↑ 高圧水洗は 水圧150MPaにターボノズルを付けて洗浄しています。
← 錆びたダクトをケレン
← ダクトの錆止め下塗
↑ 屋根が大きいので人間が小さく写っていますが、変成エポキシ錆止めを0.15kg/㎡の塗布量でローラー塗装しました。
↑ 吹付塗装をすれば塗料の飛散が懸念されるような箇所は予めローラーなどで手塗りをしました。
↑ 天然アスファルト系上塗材「ハイアルマ」を0.4㎏/㎡の塗布量で吹付塗装しました。
均一な塗布量のキープと、風向きによる塗料飛散防止の適切な判断等の為、私が吹付に専念しました。
とは言え、ハイアルマは非常に粘度が高く、無希釈にて吹付したので、ほとんど塗料飛散の心配はありませんでした。
大同塗料の「ハイアルマ」と言う鋼板屋根長期保護防食塗料で、天然アスファルト系の厚膜塗装仕様です。
ハイアルマはノンアスベスト塗料として歴史のある塗料で、私が家業を手伝い始めた35年前頃には、体育館など公共施設の鋼板屋根を幾度となく塗装していました。昔は「高級屋根塗料」としてたいそうな丸缶に入っていましたが、今は一斗缶にて昔の高級感が無くなりました。
シルバー色塗装をしたのですが、塗りたてはやや黄色みを帯びてゴールドっぽい仕上げになります。
これが日時の経過 と共に均一なシルバーメタリックカラーとなります。
塗膜が柔らかいので、ヒビ割れやハクリがありません。
施工面積は合計20000㎡。
そのうち鋼板屋根防食塗装は約18000㎡。
使用した、下塗り+上塗+シンナーは、約10トン・・・合計630缶使用しました。