京都府八幡市のN様の一戸建て住宅外壁・ベランダ塗装、瓦屋根補強工事。
京都府八幡市のN様の一戸建て住宅外壁・ベランダ塗装、瓦屋根補強工事。について紹介します。
- 施工
概要 -
11月下旬から12月上旬でお世話になっていた、京都府八幡市にお住いのN様の一戸建て住宅外壁・ベランダ塗装、瓦屋根補強工事の施工内容についてです。
今回のお客様は地元京都府八幡市にお住いの、弊社社長の父の知り合いの方のご実家でした。
工事の施工内容は、
・外壁塗装
・付帯塗装(雨樋、雨戸、庇屋根、手すりなど)
・ベランダ防水塗装
・瓦屋根補強、漆喰塗り
・波板新調
になります。
施工期間は、2週間です。
01クラック(ひび割れ)補修
京都府八幡市N様のご自宅の外壁は、大きなクラック(ひび割れ)があり、しっかりとした補修をしてから塗装工事に進める必要がありました。
ベランダの外壁には横にクラック(ひび割れ)が続いていています。
外壁が下に落ちないように、まずビスで補強していきます。
外壁の裏に木材で下地が組んであり、木材までしっかり貫通させます。
そうすることで、外壁が落ちることはなくなります。
そして、カッターナイフやサンダーを使って、外壁にあるクラック(ひび割れ)の口を少し開きます。
クラック(ひび割れ)の口を広げることで、コーキングが付く接着面が広がります。
コーキングを打つ前にプライマーを塗ります。
プライマーを塗ることでコーキングの密着を良くします。
そして、コーキングを充填します。
コーキングを充填するまでに、色々な工程がありました。
時間をかけてでも、しっかりと丁寧な仕事をしていきます。
また、外壁のタイル面が欠けていたので、モルタル補修もしています。
02外壁塗装
クラック(ひび割れ)補修が完了したら、外壁塗装です。
下塗り→中塗り→上塗りの順です。
今回の工事では、都合により高圧洗浄が出来ない状況でした。
そこで、外壁に付着しているホコリを固め密着を良くするためにシーラを下塗りしました。
次にソフトサーフを中塗りします。
マスチックローラーと言って、凹凸の模様を表現できるローラーを使用しました。
これで補修部分を目立ちにくくすることが出来ます。
中塗りが終わり、上塗りとしてプレミアムシリコンを2回塗りします。
弊社では、外壁塗装の上塗りは2回塗りを基本にしています。
しっかりと塗膜をつけ、耐候性を良くするためです。
せっかく塗装工事をしたのに、すぐに劣化してきたということにならないように、お客様に長く満足してもらえるように2回塗りをオススメしています。
外壁の一部はタイルでした。
タイル面はアクセントで、他の外壁より濃い茶色で塗装しました。
施工前は一色統一でしたが、タイル面にアクセントをつけることでお洒落に仕上がると思い、ご提案させてもらいました。
03軒天塗装
軒天はアイボリー色と茶色の2色分けです。
まずは、アイボリー色を塗っていきます。
その後、桟の部分を茶色で塗ります。
こちらも2色で塗り分けることでお洒落に仕上がります。
04付帯塗装
外壁・軒天が終わり、庇屋根・雨樋・雨戸・手すりなど付帯塗装をしていきます。
庇屋根は、ケレンをしてから錆止めを下塗りし、プレミアムNADシリコンを上塗りします。
手すりも同様にケレン→錆止め→プレミアムNADシリコンです。
数か所、錆びついて劣化し、穴が開いているところがありました。
そういったところは防水テープやコーキングで補修しました。
他に、雨樋・雨戸・換気フード・波板を支える木桟の塗装を、それぞれ2回塗りしました。
05ベランダ塗装
まずは、床を目荒らしをして掃除をします。
下塗りでカチオンシーラーを床に浸透させるように、たっぷりと塗ります。
シーラーを塗ることで塗料の密着が良くなります。
防水塗料を2回上塗りしていきます。
防水塗料は、外壁などに比べて更に塗布量を付けないといけません。
普段歩くところなので、塗布量が少ないと、すぐに傷んでしまいます。
また2回目は少し珪砂の入ったグリップ性のある塗料を塗ります。
06瓦屋根補強
瓦屋根の補強は台風に備えて、瓦屋根が飛ばないように止めていきます。
また瓦屋根の漆喰も劣化していたので、塗り替えをしました。
クリアのシリコンのコーキングで瓦と瓦をくっつけます。
瓦の下の部分は水が抜ける道なので、コーキングをすると、漏水の原因になります。
まず瓦を養生し、既存の劣化した漆喰を撤去します。
撤去後は、鏝(コテ)を使って、漆喰を塗っていきます。
07完成
瓦屋根補修の完成です。
外壁の完成です。
軒天井の完成です。
波板新調の完成です。
以上です。
京都府八幡市N様、今回は塗装工事をお任せ頂きありがとうございました。