京都府木津川市M様邸の戸建て住宅木部塗装工事
京都府木津川市M様邸の戸建て住宅木部塗装工事について紹介します。
01ケレン作業
まずはケレンといって、木部の表面に対してサンドペーパーや不織布の研磨道具を使って研磨作業を行います。
ケレン作業
紫外線の当たる場所は木部の表面が劣化してざらついているので入念にケレンをします。
ケレン作業
紫外線に直接当たらない場所でも、付着した汚れやコケを丁寧に除去します。
この工程は次に塗装する木部用塗料の仕上がりに影響してくるのでとても大切な工程となります。
02養生
今回はウッドデッキだけでなく、軒裏や扉枠なども塗装するので、壁や窓ガラスに塗料が飛散して汚してしまうのを防ぐため、塗装しない場所に対して養生テープで保護しておきます。
養生作業
03木部塗装
ケレン・養生作業が完了し、塗装作業に入ります。
今回使用した塗料は、木材保護塗料として豊富な実績のある「キシラデコール」を使用しています。
このキシラデコールは、外部の木部塗装といえば「キシラデコール」といわれるほどの定番ブランドで、高い防腐性・防カビ性・防虫効果が期待できます。
また、通常の外壁などに塗るような表面に塗膜が付く塗料と違って、この塗料は「浸透系塗料」と言って、木部の中にしみ込んで色がつくような塗料です。
ペンキで塗りつぶした印象が嫌な方は、このキシラデコールで塗装すれば、木目をつぶすことなく木材の風合いを残して塗装が可能です。
軒裏木部塗装
ウッドデッキ塗装
木部の表面の劣化具合によって、塗料の吸い込み方が大きく違うので、吸い込みの激しい場所に対しては何度も塗り重ねてたっぷりと浸透させていきます。
吸い込めば吸い込むほど色味が濃くなっていきます。
扉・扉枠は、新木のイメージを残すため、透明に近いキシラデコールを塗装しています。
扉・扉枠塗装
04施工完了
完成したのがこちらです。
玄関扉
軒裏
ウッドデッキ
木材は落ち着きがあり、おしゃれな反面、ほかの建材に比べて傷みや劣化が進行しやすいので、こまめなメンテナンスが大切です。
以上、京都府木津川市M様邸の戸建て住宅木部塗装工事の施工事例でした。