ご挨拶
代表の齊藤亮司です。
昭和32年に先代 齊藤金蔵が「京大塗装工芸社」として創業しました。
親父と一緒に仕事をしてきた経験が 私の底力となっています。
そして今、息子と職人達が 現場で頑張ってくれていることが私のモチベーションとなっています。
弊社にとって 基本的なこと
『見積書に書いてある仕様と内容は、お客さんとの約束事やし守らなあかん!』と言うのは、私が日頃よく口にしている言葉です。
そんな中、いつの間にか皆の塗装作業や事前・事後の行動などに「手抜きのない仕事」が浸透しています。
本来なら「手抜きのない仕事」と言うのはごく当たり前の事なのですが、行く先々のお客様から頻繁に感謝の言葉をいただきます。
そしてその様子を合間に見ておられるお隣様やご近所の方からも「丁寧な仕事しやはるねー」とお褒めの言葉をいただく事もあります。
そんな嬉しい事を聞くたびに「やっぱりうちの奴らは安心やー」と胸を撫で下ろしています。
丁寧な仕事とは上手に塗装をする事だと思いがちですが、ただそれだけではありません。
例えば、見積りに積算していない (見積り段階では判らなかった) 事細かな事など、程度にもよりますが、よほどの事がない限り「気は心」で快く解決する事も良い仕事のうちだと思っています。
仕事量はマイペースで
仕事をどんどん受注して売り上げや 年間施工件数の向上を目指すのが営業活動的には普通の考え方だと思いますが、私はある一定の仕事量で十分だと思っています。
弊社では、同時進行の仕事の件数は2件までとしています。
件数が増える事で其々の物件で留意すべき事に目が行き届かなくなり、仕事に追われる事で職人たちに焦りが出て良い結果にならないリスクもあるからです。
バタバタした仕事に慣れてしまうとお客様への対応を含めていろんな事に希薄な心が定着して、最も大切な「信用」と「安全」を軽視しがちになりかねません。
弊社では、有り余るほどの仕事を受注をして手が足らないので外注に出すと言う事は一切していません。
過去の経験では、下請け業者と仕事の内容などの打ち合わせをしても、約束を守らずに隙あらば材料をごまかしたり手を抜くと言った事が当たり前のようにありました。
そういう疑いを持ちながら外注に出すのも嫌だし、何よりもお客様に対して失礼な事になるので、私の目・あるいは息子達の目が届かない仕事はしないようにしています。
実際より安く見せる表現はしない
「○○坪一式 ¥○○パック」などの価格表示をよく目にします。
少ない坪数設定の価格で安く印象付けて、見積りの際にあれこれと増額につながる事を言うのは、お客様にとって要らぬストレスになりかねません。
逆に 、事前に高めの金額をお知らせして 実際は安くなるのなら良いのですが、そんなケースはごく僅かです。
多くの場合は実際に掛かるであろう価格より安く表示する事が集客の常套(じょうとう)手段になっています。
それが特に悪い事では無いにしても、現場の状況・塗装箇所の数量・仕様・塗回数などの詳細がバラバラなのに「ツアー旅行」や「コース料理」みたいにパック料金を出す事は、残念ながら私にはできません。
後で高い印象を持たれるような下手な小細工はしないで、私は現場を見てから良心的な金額を出します。
私流の費用対効果の良い塗装
塗料には限界があります。
私は「費用対効果の良い塗装」を謳っていますが、何か一つを取って「これが費用対効果の良い塗装」だとは思っていません。
現場によっては下地調整が殆んど必要なくて、しっかりと下塗の選択をすれば上塗りは何でもOKな場合もあるだろうし、一方ではとことん手を尽くして素地調整をしてから下塗工程に入るような場合もあります。
・一件毎に条件・状態が異なる中『どうすればこの家に一番良い事なのか』を判断する。
・『見積書に書いてある仕様と内容はお客さんとの約束事やし守らなあかん。』を有言実行する。
そうして 『塗料の持ちを最大限引き延ばす事』が私流の『費用対効果の良い塗装』です。
私の想い、考え方につきましては、『塗り替えワンポイントメモ・弊社について』にて詳しく語っております。
お時間がございましたらご一読ください。
たかがペンキ塗りと侮るなかれ…
30年持つだとか、何倍もの伸縮性だとか、ズバ抜けた遮熱性等を謳った「キラキラ塗料」に見向きもせずに、ひたすら地味に、下地との相性・密着性・塗布量・美観を考慮して国内大手メーカーの信頼できる塗材限定で「費用対効果」にこだわっています。
『良い仕事』をすることが、皆様からの『信頼』となり、やがて私共の利益につながると信じて 『良い仕事』を実行しています。