折板屋根塗装の遮熱効果を検証してみました !
2021.05.16
こんにちは。
誠司です。
GW休みが終わり、あっという間に10日が経ちました。
仕事柄、週間天気予報をよく見ます。
数日前から雨マークがずらりと並んでいるなぁと思っていましたが、明日から梅雨入りみたいですね。
今年は平年より3週間早く、過去最も早い梅雨入りのようです。
これからしばらくは、雨と戦いながらの日々になります。
現在、大阪府富田林市の昭和製線(株)様の工場外壁・屋根塗装工事を施工中です。
そんな中、工場の折板屋根の遮熱塗装の効果がどのくらいあるのかを検証してみました。
サーモグラフィーカメラで折板屋根を塗装前・下塗り塗装後・遮熱塗装後の3パターンの撮影をしました。
右側の濃い部分が塗装前、真ん中が下塗り後、左側が遮熱塗装後です。
屋根上は36.4度で体感温度は地上よりだいぶ高い温度です。
こちらがサーモグラフィーカメラで撮影した写真です。
色でもわかる通り、効果は歴然です。
右側の塗装前の部分は赤とピンク。
最高で53.7度まで上がっています。
対して、遮熱塗装後は紺と青。
最低で25.9度まで下がっています。
なんと27.8度の温度差がありました。
これだけ屋根温度が違うと、工場内で働く従業員さんの体感温度も全然違うと思います。
夏に使用する空調設備の節電にも繋がってきますね。
今回使用した塗料は、関西ペイントのアレスクールSiで遮熱塗料です。
塗る色でも遮熱効果が変わってくるので、なるべく明るい色を選ぶのがオススメです。
ただ、建物全体の美観もあるので、工場などの大きい建物や、屋根上が見えにくいお家などで白系色を選んでもらうのが良いと思います。
↓ 大阪府富田林市の昭和製線(株)様の塗装工事の様子を随時更新していますので、他の記事も良ければご覧ください。
https://www.u-kyoudai.com/blog/
これからの季節の暑さ対策に屋根の遮熱塗装も検討してみてください。