マンション・
アパート塗装について

弊社は戸建て住宅の塗装工事はもちろんのこと、マンションやアパートやビルなどの物件の塗装に至るまで幅広く対応しています。
不動産管理会社から工事を請け負うだけではなく、
HP等で信頼していただき不動産オーナー様から直接ご依頼をいただくことも増えてきました。

直接依頼のメリット

弊社に直接施工をさせていただくことで、不動産会社からの仲介手数料がかかりません。さらに建物の塗装改修に特化したプロの私たちが直接提案やご説明させてもらえるので、より具体的な提案や臨機応変な対応が可能になります。

戸建て住宅よりも建物規模が大きいので、
外壁や屋根の色を選定する際は、周囲の景観との調和が保たれているかも検討します。
新たな入居者様が内覧に来て一番に目にするのは外観です。清潔感のある外観にすることで、現在の入居者様の満足度が上がり、長期的な面においても空室率を下げることが可能になります。

集合住宅塗装改修工事における留意点

様々な集合住宅の塗装改修工事を施工させてもらっていますので、 技術や知識は勿論ですが、集合住宅ならではの配慮や留意点を熟知しています。

  • 01
    戸建て住宅と比較して規模が大きくなるので工期が多くなる。
  • 02
    入居世帯が複数になるので、様々なことに共有認知が必要になる。
  • 03
    廊下やホール等の共用部分がある場合、不特定多数の通行に留意する必要がある。
  • 04
    ベランダ内等専用部分がある場合、工事前に入居者と工程を共有して使用の不可を明確にする。
  • 05
    建物立地によっては各種許可申請の必要がある。

施工前からしっかりとした「工事計画」と「周知徹底」が必要になります。
各物件の「規模」や「建物独自の形」等を把握して、
入居者に工事の「お知らせ」「日程表」「注意喚起」を工夫して掲載・配布します。

実際に施工させていただいた事例

サイディングボードの集合住宅

一般的なサイディング外壁改修塗装の仕様

弊社の最もスタンダードな仕様です。従来のシリコン樹脂塗料と比較して、耐候性に優れ、汚れに強い塗料となります。紫外線や雨水などの影響により発生する、塗膜の中に含まれる劣化因子(ラジカル)を抑える性能があるため、塗膜が長持ちし、塗り替えサイクルを減らすことができます。
高性能でありながらリーズナブルな価格で提供できるため、人気となっています。

主な窯業サイディング外壁の改修塗装工事の流れ

  • ❶ 高圧洗浄にて汚れや表面劣化部の除去
  • ❷ 目地や窓廻りのシーリング打ち替え
  • ❸ シーラーまたはサーフェーサーの下塗り
  • ❹ 打ち合わせで決定した上塗り材1回目塗り
  • ❺ 打ち合わせで決定した上塗り材2回目塗り
  • ❻ 各所付帯部分の塗装
  • ❼ 施工完了

サイディングボード腐食部補修

実際に弊社が施工したサイディングボードが腐食した部分の補修事例です。水捌けが悪く、常にボード小口より雨水を吸い上げているような状態で腐食が進行していました。
脆弱な部分を撤去して、しっかりと乾燥させてから樹脂モルタルで不陸調整をしました。
予算的にサイディングボードを張り替えるより手軽に改修できたこと、張り替えたとしても建物の構造上、経年でまた同じ状況になる可能性が高かったので、水分に強い樹脂モルタルで成形補修することが最善でした。
(※腐食範囲が広い場合は、モルタル補修では追いつきません。)

東山ハイツ様の外部塗装改修工事
鉄筋コンクリート造の集合住宅

施工について

道路専用許可と安全管理

この建物は大通りに面しており、通行人や車通りの多い立地だったので、施工前に道路占用許可が必要になります。
仮設足場設置と解体の際には誘導員を手配して、しっかりとした安全管理を行いました。
道路側の外部塗装中も、通行人や車の出入りを常に意識しながら、トラブル・ご迷惑にならないように慎重に施工しました。

下地の脆弱部分除去と不陸調整

建物の築年数がかなり経過しており、外壁に雨水が廻って至る所に塗膜の膨れがありました。
その膨れと脆弱な部分を徹底的に除去して、浸透性プライマーで密着性を高めて、厚付け用樹脂モルタル・カチオン樹脂フィラーなどを用いて補修します。
欠落部分の程度によって何段階かに分けて不陸調整をし、
出来るだけ平滑な外壁面にしました。
平滑になった外壁面を既存と同じような模様になるようにパターン復旧しました。

外壁塗装

外壁塗装は無機複合フッ素樹脂塗料で塗装しました。
無機とフッ素樹脂のハイブリッド塗料なので最高水準の耐候性があります。

施工の流れ

  • ❶ ハイブリッドシーラー下塗り 既存にフッ素樹脂塗料が塗装されていたので、
    密着性を考慮して、2液性の万能型シーラーを使用しました。
  • ❷ 微弾性サーフェーサー厚付け中塗り 砂骨ローラーで凹凸模様を付けながら厚付けします。
    防水性を高めて、表面を均一にして補修跡を目立ちにくくします。
  • ❸ 無機複合フッ素中塗り フッ素上塗りの密着性を高める中塗り材。
    あえて上塗り塗料と少し色を変えて、塗り残しがわかるような対策をします。
  • ❹ 無機フッ素上塗り 最高水準の超耐候性塗料の希釈率を守り、均一に塗ります。

(※重度の不陸調整から超耐候性の仕上げまで、十分手を尽くしました。)

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